旅行

8月25日〜9月1日にかけて中国人の女の子3人と日本人の女の子1人の計5人でBoracay, Manilaへ旅行してきた。
初日、ダバオからボラカイへ一度マニラで乗換が必要ということだったのでとりあえずマニラに向かうことに。。
しかし、飛行機の乗り継ぎが非常に悪くマニラで一夜を明かさなければならなかった。
マニラについたのは夜の10時くらいでそこからホテルを探す余裕もなく、空港で一夜を過ごすことに。

マニラについてはいい噂を聞いたことがなく、かなりの警戒モードで一夜をすごすことに・・・・・なるかと思いきや、中国人の子たちの危機管理の薄さに非常に驚いた 笑

それに比べて日本人二人の警戒ようときたらすごかった。笑

これもCultural differenceなのかなと楽しみながらも朝を迎える。
しばしば地元の人に荷物見ててーとか頼まれたりして、この人たちどうして外国人である僕たちのことが信用できるのだろうかと少しおかしかった 笑
結論、日本人は地元の人にとっても地元の人以上に信頼できる存在だったのだろう。笑


次の日朝早くにマニラ→カリボ行の飛行機に乗りこみ、いざカリボへ!
マニラ空港で朝の飛行機を待っている間に一人の中国系フィリピン人と知り合いになる。


彼は中国語を流ちょうに話し中国人の女の子たちと非常に仲良くなっていた。
で、行き先も同じということでいろいろとよくしてもらったのだが、会話は始終中国語、たまに英語で話しかけてくるけど一言二言で終わってしまう。

不信感の募る日本人二人は気にも止められず、非常にストレスがたまる道中だった。

彼は結局ホテルにまでついてきていろいろと荷物を運んだりと非常にジェントルマンなしぐさだった。
おもしろかったのがこのあとの話。
道中始終中国語で、彼がいったい誰なのか、何の目的で僕たちに同行しているのか全くわからなかった僕たちは彼を非常に怪しんでいた。

正直夜中に忍び込まれて何かしてくるのじゃないかとさえ思った。女の子4人に男1人。変な話だが、実質僕がこの4人を守らなければならない状況で、下手ないざこざは起こしたくなかった。

しかし、彼が去ったあと中国人の子たちは感極まり「あれが中国人の男というものよ」や「人をもてなすのはあぁでなくてはならないわ!」などと口々に伝えてきた。

どうやら中国の文化では男が客人をもてなすときは1から10まですべてTreatするのが当たり前らしい。
日本人の僕には到底理解できるわけもなく、非常にストレスを覚えたのが印象的だった。

これがフィリピンにきて一番大きなカルチャーショックだった。でもこれのおかげで自分の文化を押しつけることはいけないということを身をもって実感できたのでよかった。

日本人の女の子ともいろいろしゃべったが、彼女も彼のことを非常に不審に思っていたらしく、仮に日本で日本人の男子にあそこまでされたら気を使うしいやだと言ってくれた。


日本人男子でよかったと心の底からそう感じた 笑

ボラカイのホテルは最高で空気もきれい。同じフィリピンとは思えないほどだった。
ホテルにつき早速ビーチへ!
White beechと呼ばれるこのビーチはリゾート地としてもよく知られ、アジア人を中心に様々な外国人がリゾートを満喫していた。

その景色はすばらしく、BeautifulやGreatといった言葉で表せれるものでは到底なかった。Amazingとはこういったもののことをいうのだと心からそう感じた。

その後は毎日マリーンスポーツやSunset や Sunriseを楽しむなど、リゾートを満喫しつくした!

Boracayで5日Stayしたあとはマニラへ。マニラはBoracayとは全くちがい大都市といった印象が非常に強かった。
同じフィリピンにもかかわらず、におい、空気、海、自然、すべてが違っていた。
マニラでは様々な教会や美術館をまわり、新たな自分の興味というものを垣間見れた気がした。

教会で感じたことだが、キリスト教の絵画、彫刻はすべて人をモチーフにして描かれているきがした。 悪魔にせよ、天使にせよ、人を原型としそこからこれらを描いていた。
つまりキリスト教は人を原点としてそこから全てを生み出しているように感じた。ようするに人間中心の価値観で、人間のために生まれた宗教がキリスト教ではないのかなと、そう感じた。

宗教はもともとあまり好きではなかったのだが、これらの芸術をみてやはり宗教は人間のエゴでできたものなのではないのかという思いが強まった。

芸術としての絵画、彫刻は素晴らしかった。自分の目でみたわけでもない情景をあそこまでリアルに再現できるアーティストの感性、技術は理由がどうのこうのなしに心から楽しめた。

また同じ情景を描いてもアーティストそれぞれに個性があり、その違いを楽しむのがまた一興であった。
一つの芸術が発する言葉は様々だ。自分が受け取ったメッセージはもしかしたらアーティストが伝えたかったものではないかもしれない。アーティストの真意を読み取るのは非常に難しい。なぜならその人はもうこの世にはいないから。

この同じ地球という世界を生きた人々が残した遺産。その遺産を今こうして自分たちが見れるのはまさに奇跡だと思う。

アーティストが何を考え、そして何を思い作品を作り上げたのか。
もしかすると、ただ適当に作りそれが結果的に後世に残ったのかもしれない。
もしかすると、いくつもの思いを込め作られたものかもしれない。
その真意は誰にもわからない。
そういうことを想像しながら様々な芸術を鑑賞できたのは自分にとっても非常に有意義であった。(あまりにも神経を使ってクタクタになったのは内緒だが 笑)

今回の旅全体を通して、いろいろな経験ができた。
人のいやなところ、いいところの両方がみれた。
はじめは働きに来ているのに旅行なんてしていいのか自分を疑った時期もあったが、この旅行に参加してほんとによかったと思う。
日本人は仕事に対してCrazyだといわれるけど、たしかにそのとおりだと思う。
楽しみ方を知らない日本人。
貧しさにはいろんな意味があるけれど、心のさみしさっていう言葉は日本人にぴったり当てはまるような気がした。


中国人の子たちとはこの旅行を最後にお別れだったけど、彼女たちには本当にいろいろとお世話になった。
彼女たちのおかげで僕のインターンは始まり、彼女たちのおかげで僕はこの1カ月を楽しめた。

ありがとう。
この一言に尽きる。
ありがとう以外の言葉が見つからない。
フィリピンにやってきて早1か月。

いつも支えてくれてありがとう。
またいつの日かどこかで会おう!!


Ellen and Shiney, thank you very much!
I really miss you, guys. Someday, I hope meet you again!
Bye-bye★☆